2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

寺沢ホースフェスティバル

ことしで9回目となる寺沢ホースフェスティバル。寺沢高原は、晴れた日の展望がすばらしいところだが、本日は濃い霧のなか。インディアンコスチューム・ライダーもいたりして、日本的な風土から遠い場所にいるような、幻想風景なのだった。

カモシカの仔

早池峰神社の宵宮の17日、荒川高原の帰り道、カモシカの仔が林道にただずんでいた。 今月見た野生の哺乳類は、キツネ1、タヌキの仔1、アナグマ1。どれも梅雨の夕暮れのしとしと雨の薄暗い道路上で、単独だった。 この時期は、草木も繁って、生き物の気配…

出口

10ウン年かけてつくってきた林道が、出口を求めて最後の橋を架け、まもなく全体が繋がろうとしている。 全長約9キロの林道をつくっている間に、時代は確実に変わった。 当時なかったコンビニやサービス関係のチェーン店が、バイパスという新しい動脈を得て、…

梅雨の生き物たち

なんの蜘蛛だろう。とつぜん、そちこちの枝に蜘蛛の巣が張り巡らされ、水滴をたたえている。樹種はとくに選んでいないみたい。ヒグラシが鳴きだした。トラツグミも重い曇天の暗い朝や暗い夕方にも鳴いている。ヨタカを今夏初めて聞いた。

霧の中

まわりの山が霧に煙っている日々がつづいている。分厚い雲に覆われ、あちこちでひっそりと生き物が息づいている気配が漂っている、そんな日々がつづいている。

フサスグリ

写真はフサスグリ。赤くて酸っくてほんのり甘い実がなる。なんでも寒さにはたいへん強く、−35度まで耐えるのだという。その代わり、暑さには弱いとのことで、遠野のような寒冷地向きの果実。