暑い夏、2年目の東北ツーリズム大学

 東北ツーリズム大学の2年目、夏の講座が開講されました。
 初日の、8月6日土曜日は暑かったなあ。百葉箱は35.3度。小井口有(こいぐち たもつ)さんによる『遠野物語』をめぐるまちおこしの講義がありました。若い土地の人たちを巻き込み、その力を外へ伝えていくプロセスは、地域づくりの核心を語っていると思いました。
 二日目も暑かった。33度。吉成信夫(よしなりのぶお)さんの公開講座とワークショップがありました。葛巻の『森と風のがっこう』をはじめ、彼の実践的な活動が求心力となって、人が集う場ができあがり、その場が遠心力となって、遠くまでメッセージを届かせている。そんな公開講座とワークショップの濃い一日でした。
 三日目も暑かった。31度。昼食時、雨が降って、しのぎやすくなりましたが。奥寺晴夫さんのキャベツ畑で実習しました。有機無農薬で畑をやり、家族で経営していく困難や、それを乗り越えて行く体育会系の身体と楽観主義が沁みました。
 というわけで、ことしは、去年よりさらに、実践的にやろうと思っています。毎回、ワークショップを開催する、毎回、最低一回はフィールドにでてからだを動かす、そんなことも取り入れています。
 さて、10月の第2回講座は22日、土曜日スタートの2泊3日です。メインはサービスコンサルタントの福島規子先生の公開講座とワークショップです。みなさん、ごぞってご参加を!