きのう、きょうと、福島県いわき市の地域づくりに関係する人たちが遠野に研修に来ました。いわき市はつい先年まで日本で一番の面積を誇る市であったそうです。「日本一」が去年、清水市と合併した静岡市に越されて二位の地位に転落してしまっとのこと。みなさん少し残念そうでした。
 地域を語るときに「日本一」とか「国内最古の」とか「世界遺産」とか、知らない人に紹介するときたしかに分かりやすい。遠野もホップとかヤマメの生産量でそのようなことをよく語ります。世界一を狙ってギネスブックに載せるためにわけのわからん挑戦(つまり競争相手のほんどのいないような挑戦ということでしょうか)をするのも、同じような思いに突き動かされているのでしょう。
 オリンピックが始まります。どの種目でも一番=金メダルを目指した人たちが集まって戦うのです。
 最近は、ナンバーワンよりオンリーワンがはやりのようですが、やっぱり競争して勝つの好き、というのが人間だと思います。というより、生き物ってもともと負けず嫌い?