少し話は戻って…

 東北ツーリズム大学10月講座の前に、北海道のあっちこっちで分科会があり、みな美瑛町の交流会と全体会に集結した、という第3回の全国大会となるグリーンツーリズムネットワーク大会があった。
 で、ここでのお話は、その大会が終わり、駅で切符を買うために案内表示を見上げました、と、そのとき、というお話で。
 美瑛の右側、上富良野の左側の駅名に、「!」となったのでした。
 いまぼくが住んでいる遠野市の北側の地域を「附馬牛」(tsukimoushi)というのだが、たいへん似たような字面で、「美馬牛」(bibaushi)という駅名が美瑛〜上富良野のあいだにあった! 親しみとともに、美しい地名だ、と思ったことでした。美しい馬と牛だよ! 「馬と牛が附(付)いている」(附馬牛のことね)、というのもらしくていいけれど、美馬牛の「美」という冠がいいねえ。
 附馬牛という地名は、一説アイヌ語由来であることだし、美馬牛もきっとそうにちがいない。なにか共通の語幹をもっているのかもしれないなあ。
 そのうちさ、馬か牛がきっかけで附馬牛と美馬牛の人々がいったりきったり、つきあいだす(交流する)、なんていうことになると面白いなあ。